レーザフラッシュ法によって熱電材料、セラミックス、カーボン、金属など均質な固体材料の熱3 定数(熱拡散率、比熱容量、熱伝導率)を測定する装置です。
用途
- 熱電材料の研究開発
- セラミックス、金属、有機材料の研究開発
- FPD周辺材料の熱拡散及び熱伝導の評価
- 半導体デバイスや素子のモールド(封止)材料の熱拡散性の研究
特長
- 従来の抵抗炉に比べ、1/4の測定時間
- 温度制御応答性アップにより、温度安定性も向上
特許や規格
- JIS R 1611-1997
- ファインセラミックスのレーザフラッシュ法による熱拡散率・比熱容量・熱伝導率試験方法
- JIS R 1650-3-2002
- ファインセラミックス熱電材料の測定方法
- JIS H 7801-2005
- 金属のレーザフラッシュ法による熱拡散率の測定方法
- JIS R 1667-2005
- 長繊維強化セラミックス複合材料のレーザフラッシュ法による熱拡散率測定方法
- ISO 18755-2005
- Dtermination of thermal diffusivity of monolithic ceramics by laser flash method
仕様
型式 | TC-9000L | TC-9000H | TC-9000UVH | TC-1200RH | |
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温度範囲 | -120 ~ 200℃ | RT ~ 1500℃ | RT ~ 2200℃ | RT ~ 1150℃ | |
昇温速度 | 10℃ /min | 50℃ /min | |||
試料寸法 | φ10mm×厚1 ~ 3mm(厚さ方向測定) | ||||
測定雰囲気 | 低圧Heガス中 | 真空中 ※150℃までは大気中も可 |