熱電発電モジュールに最大500℃の温度差をつけて、モジュールに一次元の熱流Qを貫流させたときに発電する電力Pを求めて熱電変換率ηを求める装置です。
用途
- 熱電発電モジュールの発電効率測定
- 熱サイクル試験によるモジュールの寿命試験
特長
- 温度制御性に優れた赤外線ゴールドイメージ炉を採用し、素早くモジュールの性能評価及び耐久試験が可能
- モジュールの上下面に最大500℃の温度差をつけることが可能
- モジュール貫通熱量の計測が可能
- エアシリンダー機構によって加熱時における接触面の熱抵抗を安定保持
- 温度安定の判定、熱電発電モジュールに対する負荷の自動可変、測定温度の自動制御により、計測動作をソフト上の設定のみで可能
仕様
測定物性 | 変換効率、発電量、貫通熱量 |
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測定方式 | 一次元熱流投入法 |
モジュールサイズ | 角20、30、40mm×厚5〜30mm |
受光板表面温度 | 最高800℃ |
試料温度差 | 厚さ30mm SUS 程度の熱伝導率で 00 ℃ 程度 |
接触面加圧力 | 2MPa(角30mmの時) |
測定雰囲気 | 不活性ガス中 |
設置場所 | 約W3000×D1000(mm) |
重量 | 約300kg |
所要電源 | 本体:AC 200 V, 1φ, 4 kVA 1箇所 パソコン、 ポンプ: AC 100 V, 1φ, 1 kVA コンセント 2 箇所 |
所要接地 | 接地抵抗100Ω以下 1 箇所 |
装置構成
- 試料加熱部系(架台を含む) 1式
- プログラム温度制御器 1式
- 計測回路系 1式
- 真空排気装置 1式
- データ処理装置 1式
- 恒温水循環器(下部熱流計測ブロック冷却用) 1式
ユーティリティ
装置寸法 | 約 W 3000 × D 1000(mm) |
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重量 | 約300kg |
所要電源 | 本体:AC 200 V, 1φ, 4 kVA 1箇所 パソコン、ポンプ: AC 100 V, 1φ, 1 kVA コンセント 2 箇所 |
所要接地 | 接地抵抗100Ω以下 1 箇所 |