本装置は高分子や有機色素材料の飽和蒸気圧・熱挙動を評価する装置です。真空中でも安定した測定が可能な圧力制御法を採用。
また、赤外線ゴールドイメージ炉を搭載して精密な温度の制御性、応答性を実現しています。
用途
- 有機材料の飽和蒸気圧評価
- 昇華精製時の適正温度の算出
- 有機色素材料の品質管理
- 有機EL材料の研究開発
特長
- 真空中での測定を可能とし、飽和蒸気圧と温度の関係を算出することが可能
- 大気圧中でTG-DTA同時測定
仕様
温度範囲 | RT ~ 1100℃(不活性ガス中は1200℃) |
---|---|
加熱炉 | 赤外線ゴールドイメージ炉 |
感度 | TG:±1 μ g |
試料量 | 0.1cc |
雰囲気 | 真空中、不活性ガス中、大気中 |
真空度 | 10-4Pa 台 |
ユーティリティ
床面積 | 約W2000×D700(mm) |
---|---|
重量 | 約180kg |
電力 | 1φ AC200V 4.8kVA 1φ AC100V 2kVA 1φ AC100V 1.5kVA |
冷却水 | 7L/min以上、0.2MPa以上 |
オプション
- 圧力コントロールシステム 1式
- 昇華精製シミュレーション用試料容器、回収管 1式